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資産運用2020初心者が簡単にかつ確実にお金を増やす方法

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タイトルに「簡単に」とありますが「楽してとかお金持ちに」とか、「すぐにお金持ちに」という事ではありません。

 

「楽して」とか「すぐに」っていうオイシイ話は、ほぼ詐欺なので絶対に手を出さない方が賢明でしょう。

 

初心者が資産運用で勝てる方法は以下のルールを守る事です。

 

①長期投資

②分散投資

 

 

まず、何故長期投資をしなければならないかというと、お金を確実に増やすには「複利」という仕組みを使う必要があるからです。

 

「複利」というのは恐ろしいパワーを秘めています。

 

金利の付き方には「単利」「複利」の2種類ありますが、それぞれの特徴を見ていきましょう。

下の表は元本100万円を年利10%で運用した場合の「単利」「複利」それぞれの推移を示しています。

1年目は単利、複利どちらも110万円で変わらないものの、10年目は単利200万円に対して複利259万円、20年目は単利300万円に対して、複利672万円、30年目は単利400万円に対して複利は1,744万円という風に差がどんどん広がっていき、50年目には単利600万円に対して複利1億1,173万円と20倍近い数字になっています。

 

何故、この様な差が生じるかというと、単利は最初に預けた元本だけに利息が乗るのに対して、複利は乗っかった利息にも利息が乗ります。

 

なので少しずつ複利の方が増えていく仕組みになっているんですね。

 

特にこの複利は時間が経てば経つほど、すごい効果を発揮します。10年目では単利と複利でそこまでの大差はないものの、20年、30年と運用していくと、単利と複利でどんどん差が広がっていきます。

 

投資の神様ウォーレン・バフェット氏は次の様に言っています。

「リッチになりたければ、資産を複利で運用する必要がある

「複利という名の魔法は時間が長ければ長いほど効果を発揮し得るからだ

 

この様にお金持ちは複利でお金を増やしていて、複利の効果を発揮するには時間がかかる事が分かります。

 

なので、長期投資をする必要があるんですね。

 

次に分散投資ですが、これも個人投資家にとっては必須になります。

 

分散投資には大きく3つの分散方法があります。

1.銘柄分散

2.地域分散

3.時間分散

 

まず1.銘柄分散ですが、例えば100万円持っていてそれを一つの会社の株式に全投入したとします。

 

その場合、もしその会社が潰れてしまったら、その株式の価値はゼロになってしまい、100万円はパーになってしまいます。

 

しかしながら100万円を100社の株式に分散しておけば、1社潰れてもダメージは1%しかありません。

 

これが銘柄分散の効果です。

 

複数の会社の株式を保有する事によって、個別の会社の持っている倒産リスクを軽減する事が出来ます。

 

次に2.地域分散です。

 

日本の株式だけ保有していると日本で何とかショックが起こった時に、自分の資産がモロにダメージを受けてしまいます。

 

例えば、中国で新型コロナウィルスが流行すれば、中国株が大きなダメージを受けたりします。

 

どこかで戦争があれば、その国周辺の国の株価が下がりますし、どこかの国がデフォルト(債務不履行)すれば、その国の株価もダメージを受けます。

 

この様に、一つの国の株だけ保有していると、その国で何かあった時にモロにダメージを受けますので、一つの国の株だけ保有する事が危険です。

 

なので、色々な地域の株式を保有する必要があります。

 

最後に3.時間分散です。

 

例えば100万円を持っていって最初のタイミングで全投入したとします。その次の日に何とかショックなど来た場合、やはり自分の資産が大ダメージを受けます。

 

が、一気に100万円を全投入するのではなくて、毎月1万円とか2万円とか、少しずつ投資していったとしましょう。

 

株価や債券価値が下がった時は、価格が下がっている分、同じ金額でより多くの株式や債券を買う事が出来ますので下がっても問題ありません。

 

決まったスパンで一定額を購入していく方法を「ドルコスト平均法」と言います。

 

一つのタイミングで全投入すると何とかショックが来た時に大ダメージを受けるのに対して、例えば毎月毎月一定額を投資していった場合、何とかショックが来たときは安くたくさん買える事になるので、暴落のリスクを軽減する事が出来ます。

 

また、多くの方が自分の資産が下がる事を恐れているのですが、バフェット氏は「ドルコスト平均法」を次の様に解説してます。

 

設問1

あなたは毎日ハンバーガーを食べ続けたいと考えていますが、牛肉の生産者ではありません。牛肉の値段は高い方が良いですか?低い方が良いですか?

設問2

あなたは今後5年間、収入のある一部を貯蓄し続ける予定で、それを株式投資に振り向けます。株価は高い方が良いですか?低い方が良いですか?

 

設問1→言うまでもなく安い方が良いでしょう。

設問2→今度は多くの人が答えを間違えます。自分たちは当分株式を買い続ける立場なのに、株価が上昇すれば元気になり、下落すれば意気消沈するのです。これではこれからハンバーガーを買いに行くのに値上げを歓迎するのと同じでまったくバカげています。株価が上がって喜ぶのは今から売ろうとする投資家だけで、買い続けようとするなら、下がり続ける方を喜ぶべきなのです。

 

どうでしょうか?バフェット氏は積み立てている時に下がった喜びなさいと言っています。皆さんの感覚と少し違うのではないでしょうか?

 

一時的に下がる事はあっても、複利の効果で長い目で見れば資産は増えていきます。

 

なので、最初に示した①長期投資②分散投資を必ず守る必要があります。

 

お金持ちになるのに楽な方法や近道はありません。しっかりルールを守ってゆっくりでも確実にお金を増やしていって下さい。

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