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資産運用・投資セミナーに参加した方が良いかどうか?

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資産運用を始めたいけど、インターネットを見ても何をやったら良いか分からないからセミナーか何かに参加した方が良いのではないか?と考える方も少なくないかと思います。

 

高額なセミナーは結果が出なかったらどうしよう…って思いますし、無料のセミナーだと変な商品勧められたらどうしよう…って思いますよね?

 

しつこくアプローチしてきたら断るのも大変ですし、参加するのも億劫です。

 

しかしながら、投資の世界では「最適解」というものが存在しており、何も考えずにただそれだけしておけばお金が増えますので、いちいちセミナーに参加したり、難しい本を読んで勉強する必要もありません。

 

ちなみに「最適解」というのは、「一番良い答え」という事ではなく、「一番適した答え」という事になります。

 

資産運用には五万という方法があり、誰がどれに適しているかは分かりません。

 

初心者にはお勧めしませんが、世の中にはFX(外国為替証拠金取引)やビットコインで儲けている人もいます。

 

FXが一番儲かるならそれをやるのが一番良いですが、それはすべての人に当てはまる訳ではなく、向き不向きがありますので、誰にとっても一番良い投資法というのは存在しません。

 

「最適解」といのは、やれば誰でも一定の成果を上げる事が出来るオーソドックスな方法と解して頂ければと思います。

 

その最適解というのは投資の神様ウォーレン・バフェット氏が一般投資に勧める方法でお墨付きのある手法です。

 

その手法とは「S&P500インデックスファンドに積立て投資をする」です。

 

では何故このS&P500インデックスファンドに積立て投資をするのが良いのか解説していきます。

 

①世界経済の中心であるアメリカに投資できる

②500社に自動的に銘柄分散できる

③配当金再投資(複利効果)で爆発的にお金を増やす事ができる

④積立て投資をする事で時間的なリスク分散ができる

 

まず、「①世界経済の中心であるアメリカに投資できる」ですが、世界の株式の時価総額の比率を見てみると…

アメリカが圧倒的に多いです。アメリカだけで半分以上ですね。つまり経済の中心である事が分かります。

 

またバフェット氏は次のようにも言っています。

 

「株式の時価総額は長期的にその国のGDPに収斂する」

 

収斂というのは、同じ動きをするという事なので、「GDPが上がれば株価も同じように上がってくるよ」という事になります。

 

GDPというのは国内総生産の事で、難しく言うとその国の中で生まれた付加価値の総数の事を言いますが、簡単に言うとその国の中でどれだけお金が動いたかという経済規模を表す指標と考えて下さい。

 

つまりこの指標が伸びているという事はその国の経済は大きくなっているという事になります。また、実際にお金が動いた総数なので実体経済に即した指標でもあります。

 

では、アメリカのGDPの推移を見てみましょう

リーマンショックの時に若干の減少はありますが、それも微々たるもので、基本的には右肩上がりで上がっています。

 

続いて株価です。

株というのは投資家の期待値が乗りますので、多少の上下はありますが、やはり右肩上がりで上がっています。

 

「これだけだと因果関係が分からない」と思われる方もいらっしゃると思いますので、日本の場合も見てみましょう。

1990年頃にバブルが崩壊したのですが、それまではGDPも伸びていましたが、バブルが崩壊して以降はグラフが横ばいです。

 

同じ様に株価も10,000~20,000円の間を行ったり来たりしています。

 

やはりGDPが伸びないという事は、その国であまりお金が動いていないという事になりますので、株価にもいい影響がないんですね。

 

しかも、日本はこれから急激に人口が減っていきます。人口が減れば、その国の中でどんどん物が売れなくなってきますので、高い経済成長は期待できない事になります。

 

一方、アメリカは人口がこれからも増えます。しかも、アメリカはGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)に代表される様な世界的な企業をたくさん抱えていますので、世界の人口の増加の恩恵を得る事が出来ます。

 

なので投資をするにあたってはアメリカに投資するのが最優先になります。

 

②の「500社に自動的に銘柄分散できる」ですが、投資をするにあたっては分散投資といって、銘柄を分散する事が必要になってきます。

 

これは何故かというと、例えば今から皆さんが投資するとして、どこか気に入った会社の株に資産を全投入したとします。

 

仮にその会社が潰れてしまったらどうでしょうか?株は価値が0になり、皆さんの財産は失われます。

 

ところが財産を2社に分けた時はどうでしょうか?1社潰れた時の損失は50%です。3社なら33%、4社なら25%、5社なら20%…10社なら10%、100社なら1%、500社なら0.2%という様に、会社個別の倒産リスクや業務悪化リスクを極限まで下げる事が出来ます。

 

個人で500社の株を買い揃えるのは至難の業ですが、S&P500インデックスファンドならこれが自動的に出来ます。

 

③の「配当金再投資(複利運用)でお金を爆発的に増やす事ができる」ですが、投資をするにあたって、この複利を使わない手はないです。

 

複利を使えばお金を爆発的に増やす事が可能です。複利についてはこちらをご覧下さい→お金を爆発的に貯める唯一の方法

 

複利を使えば、ゆっくりですが、でも確実にお金を爆発的に増やす事が出来ます。

 

④の「積立て投資をする事で時間的なリスク分散ができる」ですが、投資をするにあたっては、資金を一気に投入するとリスクが高まりますので、資金投入のタイミングをずらす必要があります。

 

この手法は「ドルコスト平均法」と言って、時間を分散する分散投資のひとつの手法です。

 

では、このドルコスト平均法の有効性を見ていきましょう。

 

例えば、今から皆さんが1年間投資をするとして、投資に回せるお金が12万円あったとします。

 

では、その12万円を最初のタイミングで一括投入した場合と、12か月に分けて投入した場合を比較してみましょう。

上の表はある投資信託の価格の推移を表しています。実際にこんな動きをする投資信託はありませんので、仮の話になります。

 

「一口の価格」を見て頂くと、最初の1月は一口10円ですが、そこからみるみる下がっていって9月には一口2円まで下がっています。その後5円まで回復しますが、最初価格の半分しか戻っていません。

 

では12万円を最初のタイミングで全投入した場合ですが、12万円÷10円=12,000口買える事になります。

 

9月には一口2円まで落ちていますので、12,000口×2円=24,000円でマイナス96,000円、最終的に5円まで回復しますので、12,000口×5円=60,000円で、それでもマイナス60,000円です。

 

投資なんかやらなければ良かったというレベルですね。

 

では、毎月1万円ずつ投資した場合を見ていきましょう。

 

最初の月は10,000円÷10円=1,000口買えています。翌月から一口の価格は減るものの、同じ1万円で買えた口数は多くなっていきます。1,111口→1,250口→1,429口

 

一番価格が落ちた9月には一口2円なので1万円で5,000口買えています。

 

最終的に27,123口買えていて一口5円なので、27,123口×5円=135,615円となり、投資額は12万円なのでプラス15,615円となり、増えています。

 

不思議ですね。でもこれは価格が下がっている時も買うというところがポイントで、下がっている時も買っている事で価格が回復してくる頃にはお金が増えています。

 

ところが最初のタイミングで全投入してしまった場合は、価格が下がった時に買えなくなってしまうので、その恩恵を得る事が出来ません。

 

価格が一方的に右肩上がりの時はドルコスト平均法が不利に働くときもありますが、コロナウィルスの様にいつ何がどこで起こるか分からないので、投資時期を分散する方法は有効な手段です。

 

この様に①~④を守るだけで、安全にかつ、爆発的にお金を増やす事が出来ますので、セミナーに行ったり、難しい本を読む必要はありません。

 

ただS&P500インデックスファンドに積立て投資をしさえすれば良いのです。

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