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資産運用・投資【株式投資とはそもそも何なのか?】

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株式投資ってそもそも何なの?

 

株式投資と聞くと「ギャンブル」「マネーゲーム」などのかけ事の様に感じる人も多いかと思います。

 

しかしながら、それは間違った考えです。

 

少なくとも私はギャンブルだと思った事は一回もありません。

 

ギャンブルだと思っている人は、株を安く買って高く売る、株そのものの値上がり、差額でも儲けるものと思っている方です。

 

残念ながらそれは「投資」ではなく「投機」です。

 

投機は差額で儲けるor損をするやり方です。多くの日本人はこのやり方しか知りません。

 

そんな方はまず、株式の歴史から知りましょう。

 

株式会社の原点は?

 

日本人のほとんどはどこかの株式会社に所属しています。

 

でもほとんどの人が株式会社とは何なのか分かっていません。

 

株式会社に所属しながら「株は怖い」なんて思っている訳です。

 

最初の株式会社は「オランダ東インド会社」と言われています。

 

昔は船を出す時に、一回一回出資金を募り、船が無事帰ってきたら儲けを出資者で分けていました。

 

そもそもの株式の原点は「儲けを出資者で分ける事」なのです。株式会社では儲けを株主に分配します。配当金と呼ばれるものです。株価の差額で儲けるという訳ではないのです。

 

オランダ東インド会社では、一回一回出資金を募るのが面倒くさいので、「一連の航海をひとつの事業にしてしまおう」とした訳です。

 

これが株式会社の始まりです。

 

株式の利点

 

株式にはこんな利点があります。

 

もし皆さんがすごいビジネスアイデアがあって実現したいと思ったとします。絶対成功できる確信もあります。

 

でも、それを今実現するためのお金がなかった場合どうでしょうか?諦めるしかありません。「お金が貯まったら始めよう」なんて思っていたら、そのうち誰かにそのアイデアを取られるかも知れません。

 

しかしながら、そのビジネスアイデアに賛同してくれる人から出資金を集める事が出来れば、ビジネスを始める事が出来ます。

 

そして、ビジネスが上手くいけば、発案者の皆さんは成功する事が出来、出資してくれた人たちにも分け前が発生します。

 

これが株式投資の利点であり、本来の投資の姿です。

 

多くの日本人は配当金を軽視しています。でも、本来はそれがメインなのです。

 

でもいつしか株は差額で儲けるものと、勘違いする人が増えました。毎日株価情報が流れる所為もあるかも知れませんが、本来投資は一時的な出資ではなく、投資家が儲けの分け前を期待できる企業と長く付き合っていく事が前提となっていますので(数回の配当金をもらう為に出資する人はあまりいません)、株価は毎日気にする事は必要ないのです。

 

投機は確かにすぐに結果は出やすいです。すぐにお金持ちになることもあれば、逆にすぐに貧乏人になる事も出来ます。

 

投機は初心者がやると失敗します。ハイ&ローの様なギャンブル要素が高くなるからです。

 

皆さんが必死にポチポチトレードしても、売買手数料で確実にもう儲かるのは証券会社であって、皆さんは売買手数料分確実に損します。

 

初心者は絶対投機をしてはいけません。

 

まとめ

 

①株を短期的に売買するのは、投機であり投資ではない。初心者は絶対投機をしない事

 

②株式投資をする際は、短期的な株価に踊らされる事なく「この会社は末永く自分に利益をもたらせてくれるかどうか?」という長期的な視点で企業(株式)を選ぶ事

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