投資雑誌・週刊誌を読めば投資に勝てるのか?
投資の勉強のために、週刊ダイヤ〇〇〇やダイヤ〇〇〇ザイ、東〇経〇、エコ〇〇〇ト、プレジ〇〇〇、日〇〇ネーなどの雑誌や週刊誌を頑張って読んでいらっしゃる方が多いです。
毎週最新の情報が仕入れれるので経済に詳しくなった気分になれるかも知れません。
しかしながら、残念ですが、これらの雑誌を読んでも投資では勝てません。
なので結論から言うとおすすめできる雑誌はありません。
何故おすすめできないか?解説していきます
雑誌や週刊誌に載っている情報はプロの人がとっくの昔に知っている内容である
雑誌や週刊誌に載っている情報はプロはとっくに知っています。
そして「効率的市場仮説」によれば、すべての利用可能な情報は瞬時に市場価格に反映される為、誰も市場を出し抜くことは出来ません。
どこかの誰かが何かを言った、どこかで戦争が起こった、どこかの国がデフォルトした、どこかの会社がすごい新製品を作った等最新の情報は即座に市場に反映される為、その情報を雑誌で読んでる時点で「時すでに遅し」なのです。
仮に勝てたとしても結局は運でしかありません。皆さんは運で勝てる自信はありますか?
素人がプロに勝てるのか?
この手の雑誌の恐ろしいところは、「素人でもプロに勝てる」ぐらいの勢いで書かれている事です。
プロはモニターを何台も設置し、瞬時に情報をキャッチしています。
一方、一般の人はどうでしょうか?ほとんどの人がサラリーマンでいちいち相場の情報なんて見てられません。
もうこの時点で劣勢です。
しかも一部のプロ(機関投資家やヘッジファンド)はアルゴリズムと言ってAIを使ったプログラムで売買しています。
アルゴリズムは超高速取引という手法で高速で取引していますが、一般人は手入力して注文している為、勝てる訳がありません。
したがって一般投資家がプロと戦って勝てる訳がないのです。
投資に関して毎週知りえる情報は必要ない
投資雑誌では、「こういう手法が流行っている」、「こういう商品が流行っている」「次はこれが来る」など毎週新しい情報を提供していますが、投資に関してそんなに毎週ころころ変わる情報は必要ありません。
皆さんが思っている以上に投資哲学というのは普遍的なものなのです。
今週、来週しか使えない情報は哲学でも何でもありません。
一度学べば、後は突き進むだけなのです。
皆さんがもし「ああでもないこうでもない」と四苦八苦しているのであれば、おそらく勉強法を間違えています。
投資哲学についてはこちらで勉強して下さい→【投資初心者が読むべき2冊+1冊】
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