投資は怖いもの、危険なものなのか?
多くの日本人は投資に対して、「怖い」「危険なもの」と思っていたり、「損するもの」というネガティブなイメージを抱いていたりします。
ところがこれは大きな勘違いです。
実は日本人は先進国の中では群を抜くほどマネーリテラシー(金融知識)が低いのです。
まずはこの事をよく理解して下さい。何故、日本人のマネーリテラシーは低いのか?
それは日本の学校で投資教育を行わないからです。おそらく皆さんは学校でお金の勉強はしてこなかったはずです。
しかしながら、明治時代には投資教育を行っていたようです。
おそらく、こういった複利表は教科書で見た事がないと思います。
何故、明治時代に行われていた投資教育が現在において行われなくなったかは分かりませんが、おそらく戦争に負けた事(お金の勉強が禁止された?)が原因ではないかと私は考えています。
この様に現在、学校では教えてもらえないので、投資の勉強は自分でしないと身に付きません。
日本では30年経っているにも関わらず未だにバブルの悪い話を聞く
日本人が投資に対して恐怖や不安が拭えないのは、未だにバブルを引きずっているからではないでしょうか?
実際にバブル崩壊以降、日本の経済はずっと横ばいです。GDPも伸びていなければ、皆さんの給与も伸びていません。
バブルの時は、投資の初心者がかなりリスクのある投資法で多くの人が大損しました。
自分のやり方が悪かったのに「バブルのせいだ」と言われてるんですね。
バブルの時に損した人は、バブルのせいではなく、その人のせいだという事を良く理解しておいて下さい。
この様に勉強する機会がない、失敗談ばかり耳にすので投資に対して良いイメージを持っている人が少ないのです。
どうしたら投資への恐怖を克服できるか?
多くの方は、投資を始める時に初心者なので成功体験がありません。
本当に成功できるのか半信半疑の人もいますし、まったく信じない人もいます。
なのでほとんどの人が疑いを払拭出来ないため、投資に踏み切れません。
なので、成功体験をする必要があるのですが、投資で成功を確信するためには最低10年はかかりますし、そこまで待てずに不安に押しつぶされて投資をやめてしまう人もいるでしょう。
そんな方に手っ取り早い方法があります。
投資で成功している人を見つける事です。
成功体験がないなら成功体験をしている人を見つけて話を聞くしかありません。
疑似体験をする訳ですね。
おそらく成功者なら、どうやって成功したのか?ピンチをどうやって乗り越えてきたのか?分かるはずです。
例えば皆さんが新入社員で会社に入った時って、分からない事があったらどうしていましたか?
自力で解決しようとしましたか?
おそらく先輩に聞いたりして解決してきたはずです。もしくは「仕事は見て覚えろ」、「仕事は盗んで覚えろ」なんていう事も聞いたことがあるのではないかと思います。
でも何故かお金の事になると、それがすっとんでしまいます。
こんな簡単な事が出来なくなってしまうんですね。
そして自力でやろうとしてし失敗するのです。
有名なやり取りがあります。
ジェフ・ベゾス氏(アマゾンCEO)
何故みんなあなたの投資手法をマネしないんですか?
ウォーレン・バフェット氏(バークシャーハサウェイCEO)
ゆっくりお金持ちになりたい人なんていないよ。
ウォーレン・バフェットは投資の神様と呼ばれています。
彼について勉強してみるのも良いでしょう。周りで投資で成功している人を見つけるのも良いでしょう。
とにかくお手本になる人を見つけてマネをする事から始めてみて下さい。
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