どうやったらお金を安全に確実に増やせるのか?
投資をする上で一番怖いのはお金が減る事ですよね?
残念ながら投資をする以上マイナスになる事は必ずあります。一方的に右肩上がりの投資なんてないんですね。
でも安心して下さい。時間さえあればお金は確実に増やす事が出来ます。
ほとんどの方はこの「最強の武器」である「時間」の使い方が下手くそです。時間が武器である事すら気付いていないと言った方がよいでしょうか?
時間こそが最強の武器なので、今日明日そっこうでお金持ちになろうなんていう考え方は論外なのです。もしそういった考えをお持ちでしたらすぐに考え方を変えて下さい。そのやり方を追いかけているといつか痛い目に遭います。
今回は投資をするにあたっての時間の有効性を解説していきます。
投資において何故時間が必要なのか?
なぜ時間が必要なのかはあのアインシュタインも認めた「複利」の効果にあります。
この複利は強力なパワーを持ってますが、私が色々読み漁った数十冊の本の中ではさらっとしか触れられておらず、いまいちインパクトに欠けますがもっとも重要な要素になります。
複利というのは金利の付き方の事を言います。金利の付き方には単利と複利があるのですが、比較しながら見ていきましょう。
下の表は元本100万円を単利、複利それぞれ10%で運用した場合の推移です。
まず単利の10%ですが、
1年目 110万円
2年目 120万円
3年目 130万円
4年目 140万円
5年目 150万円
という風に10万円ずつ増えています。
これは元本100万円の10%の10万円が毎年利息として乗っている為で、何年経っても10万円でずっと変わらないのが特徴です。単利は何年経っても最初に投資した100万円にしか利息が付かないという特徴があります。
一方複利の10%は
1年目 110万円
2年目 121万円
3年目 133万円
4年目 146万円
5年目 161万円
1年目は単利と変わらず110万円ですが、2年目以降は徐々に単利よりも増えていっているのが分かります。
何故かと言うと複利の場合は、乗っかった利息にも利息が乗ります。
1年目 100万円×10%=10万円
2年目 110万円(100万円+10万円)×10%=11万円
3年目 121万円(110万円+10万円)×10%=12.1万円
4年目 133.1万円(121万円+12.1万円)×10%=13.31万円
5年目 146.41万円(133.1万円+13.31万円)×10%=14.641万円
といういう風にどんどん利息の付き方が大きくなります。
分かりやすく言うと
単利は 100万円+10万円+10万円+10万円+10万円+10万円+… ですが、
複利は 100万円×110%×110%×110%×110%×110%×… となります。
単利は足し算、複利はかけ算で増えていくので、どんどん差が開いていきます。
注目して頂きたいのが10年目以降です。
単利
10年目 200万円
20年目 300万円
30年目 400万円
40年目 500万円
50年目 600万円
複利
10年目 259万円
20年目 672万円
30年目 1,744万円
40年目 4,525万円
50年目 1億1,739万円
50年も経つと恐ろしく差が開きます。これが複利の効果です。
グラフでも見比較してみましょう。
単利は増え方がずっと一定ですが、複利は右肩上がりで跳ね上がっていきます。
なので時間さえあれば投資で勝てるのです。
複利の効果を得やすい商品
複利というのは、利息や配当などの利益を元本に組み込む事を言います。
しかしながら、昨今において銀行預金や郵便貯金では金利はスズメの涙で、国債などの債券も史上最高に金利が低いです。
いくら複利でも金利が0.001%では効果が得られません。
やはり表のように10%前後の複利効果が得られないと十分とは言えません。
候補としては株や不動産になりますが、人口が減る国で経済成長は期待出来ません。
アメリカの株価指数S&P500に投資をすれば、過去20年の平均で言うと10%ちょっとの複利で回っています。これはアメリカの人口がちゃんと増えている事と、経済が堅調に推移している為です。
日本でS&P500指数に連動し、手数料も安いお勧めの投資信託は…
三菱UFJ国際:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
SBI:SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
この2本になります。
ポイントは一度積立て投資を始めたら、老後まで一切解約しない事、そして老後は使う分だけ解約すること、です。
そうする事によってお金が長持ちします。
※途中で文章が切れていたことをお詫びします。
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