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老後2,000万円問題とは?わかりやすく解説!解決方法はあるのか?

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2019年に金融庁から発表された「高齢社会における資産形成・管理」俗にいう「老後2,000万円問題」ですが、麻生氏によりほぼもみ消された様な形になりましたが、だからといって用意しなくても良いという事にはなりません。

 

今後日本は急激な少子高齢化が進みます。つまり、年金を支えてくれる子供の数は減るのに、年金を受け取る側の高齢者は平均寿命が延び、なかなか死ななくなるので、収支のバランスが悪くなり、今の年金水準を維持する事は難しいから自分で資産運用をして準備しましょうね、というのが老後2,000万円問題です。

 

多くの方が「国は何やってるんだ、責任取れ!」「足りないなら年金払っている意味ないじゃないか?お金返せ!」と政府に対して、不平・不満をぶちまけました。

 

でも、残念ながら政府に不平・不満をぶちまけても、少子高齢化は止められませんし、日本ではシルバー民主主義と言われるように高齢者の意見が通りやすい状況になっていますので、年金減らすなんていう政策をかかげた政治家がいようものなら即刻叩き落とされること必至なので、何も状況は変わりません。

 

政府や社会ではなく、もっと自分に目を向けるべきです。もう一度言いますが、政府や社会に不平・不満を言っても何も変わりません。そのエネルギーを自分に向けて下さい。

 

よく「他人は変えられない、自分は変えられる」と言われるように、まずは自分の考えを正すべきです。「政府や社会に頼らずに自分で解決できる方法はないのか?」と。

 

実は投資の世界では時間さえあれば誰でもお金持ちになれる方法が用意されているにも関わらず、ほとんどの方がそれを知りません。それどころか、一生その事を知らずに死んでいく方も非常に多い事でしょう。

 

投資の神様ウォーレン・バフェット氏は次の様に述べています。

 

「リッチになりたければ、財産を複利で運用する必要がある」

 

また、「相対性理論」で有名なアルバート・アインシュタイン氏も次の様に述べています。

 

「(複利は)人類が発見した最も重要な数学的発見だ」

 

同じように、明治から昭和にかけての投資家本多静六氏は次の様に述べています。

 

「とにかく、金というものは雪だるまの様なもので、初めはホンの小さな玉でも、その中心になる玉が出来ると、あとは面白い様に大きくなっていく。少なくとも四分の一天引き貯金で始めた私の場合はそうであった。これはおそらく誰がやっても同じ事であろう。だから私は確信をもって人にも勧めてきた。(中略)ここまでくれば金が金を生み、金があるところにまた色々知恵も出てきて、いよいよ面白い投資口も考えられてくる。こうなるともう、すべては独りでに動き出し、やたらに金が殖えてきて殖えてきて、我ながら驚くものである。」

 

3人とも「複利」という仕組みについて述べているのですが、本多静六氏が「これはおそらく誰がやっても同じ事であろう」と述べている通り、複利運用は同じ投資対象であれば誰がやっても同じ結果がでます。つまり誰でもお金持ちになれるチャンスがあるという事になります。

 

自分にお金を増やす知識がないという問題をすり替えて、政府や社会に責任を転嫁していること自体ナンセンスである事に気付けたでしょうか?

 

では、ここで「複利」の仕組みについてみてみましょう。

金利の付き方には「単利」「複利」の2種類があります。

 

上の表は元本100万円を「単利10%で運用した場合」と「複利10%で運用した場合」の1年ごとの推移が書いてあります。

 

まず単利の方から見ていくと、1年目は110万円、2年目は120万円、3年目は130万円という風に10万円ずつ増えているのが分かります。

 

これは元本100万円の10%の10万円が毎年利息として乗っかっているためです。

 

ポイントは何年経っても最初に預けた元本にしか利息が乗らないというところです。

 

今度は複利です。

 

1年目110万円は単利の時と変わらないものの、2年目は121万円、3年目は133.1万円という風に少しずつ、複利の方が増えていきます。

 

何故かというと、複利は乗っかった利息にも利息が乗っているからです。

 

1年目は100万円の10%の10万円、2年目は110万円の10%の11万円、3年目は121万円の10%の12.1万円という風に、少しずつですが複利の方が増えていきます。

 

特筆すべきは、10年目以降です。

 

単利は

10年目 200万円

20年目 300万円

30年目 400万円

40円目 500万円

50年目 600万円

という風に推移しています。

一方複利はというと

10年目 259万円

20年目 672万円

30年目 1,744万円

40年目 4,525万円

50年目 1億1,173万円

となっています。

 

10年目こそそこまで大差ありませんが、20年、30年と年が経過するごとにすごい差になってきます。

 

バフェット氏を含め億万長者はこういった方法で莫大な財産を築いてきたのです。

 

バフェット氏はお金持ってたからでしょ?って思われるかも知れませんが、さきほども言った通り、複利という仕組みは投資対象が同じであれば、誰がやっても同じ結果が出ます。

 

金持ちでも、貧乏でも同じ結果が出るので、お金を持っている持ってないは関係ありません。

 

やれば誰でもお金持ちになれる事が約束されているのに、使わないのはもったいないです。

 

出来るか出来ないかは考えなくて良いので、あとはやるかやらないかだけです。

 

何に投資したら良いか分からない人は、ひとまずS&P500インデックスファンドに毎月10,000円でも20,000円でも積立て投資をして下さい。このS&P500インデックスファンドはバフェット氏も一般投資家に推奨する信頼性の高い投資信託です。

 

基本的には

「三菱UFJ国際:eMaxisSlim米国株式(S&P500)」

「SBI証券:SBIバンガードS&P500インデックスファンド」

のどちらかで構いません。

 

複利には時間が必要です。お金を増やす事を焦ってはいけませんが、今すぐ始める事が重要です。

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