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株式投資、どうやって複利効果が得られるの?

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アルバート・アインシュタインは「複利」の事を「人類最大の数学的発見」と言っています。

 

また、世界長者番付に名を連ねる、投資の神様ウォーレン・バフェット氏も「複利」の効果で大富豪になりました。

 

バフェット氏は株式を中心に投資している事で有名です。

 

でも株って売ったり買ったりして利益を出していくのに、どうやって複利効果が得られるの?って思われる方も多いのではないかと思います。

 

でも、売ったり買ったりしても複利効果っていうのは発生しないんですね。

 

なので、「株は売ったり買ったりするもの」っていう根本的な考え方が間違えている訳です。

 

では、株で複利効果を得るためにはどうしたらいいでしょうか?

 

株式の場合、もらった配当金でその株を買い増しする「再投資」という手法を用いる事で複利効果を得る事が出来ます。

 

配当金を再投資をすれば、その分だけ株数が増え、株数が増えた分配当が増え、また再投資すると株数が増え…という風に「配当利回り」を複利にする事が出来ます。※配当利回り=1年あたりの配当金をその時の株価で割ったもの、配当金が300円で、株価が10,000円なら配当利回りは300÷10,000=0.03=3%となります。

 

複利は利子だけでなく、配当金なども翌年の元本に組み込むことも言います。

 

自分で個別株を買っている方は、もらった配当金を自分で再投資しなければなりませんが、投資信託の多く(特にインデックスファンド)は配当金が自動的に再投資されるので勝手に複利効果が得られます。

 

ところが、日本では「毎月分配型」という投資信託が大変良く売れています。銀行なんかでよく買わされている人を見かけます。

 

「毎月分配型」の投資信託は、配当を再投資せず、払い出してしまうので複利効果が働きません。

 

なんなら、元本そのものを崩してまで配当金を出す「タコ足配当」をしている場合もあり、この場合元本そのものが削れていくのでお金を増やす上ではものすごく効率が悪いです。

 

でも多くの人は「毎月もらえるから安心」という何の根拠もない理由で、勧められるがままに「毎月分配型」の投資信託を購入してしまいます。

 

皆さんが本当にお金を増やしたいのであれば、「毎月分配型」はお勧めしません。ちゃんと複利効果が得られる投資対象を選んで下さい。

 

複利はすぐには結果は出ませんし、初めのうちは配当金も少ししかありませんので忍耐力が必要ですが、その「つまらない時期」を超えなければ複利の真骨頂を味わう事が出来ませんので、じっくりどっしり構えて長期的なスタンスで資産運用に臨んで下さい。

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