よく投資を始める際に、投資信託のランキングなどを調べて上位の商品を購入するというスタイルを取る方も多いかと思います。
でも、そのランキングって1年後に見たら変わっていませんか?
実は「太陽光が来た!次はロボット工学が来るのか!」なんてやっていると延々と勝てません。
何故ならランキング1位の商品はそこがピークである可能性が高いからです。
例えば太陽光にフォーカスした投資信託があたっとして、その投資信託が調子が良かったとします。
すると「今太陽光が儲かるのか」と言って、色々企業が太陽光事業に参入してきます。
そうなるとあっという間に価格競争が起こって一気に値が崩れます。
結果、今まで調子良かった株価もガタ落ちになります。
これと同じ事が起こったのが「ITバブル」ですね。
「これからはインターネットの時代だ!このチャンスを逃す訳にはいかない!」って事で色々な企業が参入してきます。
事業には「参入障壁」っていうのがあるんですが、参入障壁が高いと新規でなかなか参入しにくいのですが、インターネットビジネスって言うのは参入障壁が低かったんですね。
色々な業種から参加して一気に値が崩れ、色々な企業が大きな損失を出します。「ITの時代が来る」と熱狂していた株価も一気に冷め、ITバブルが起きました。
結果的にITは今では欠かせないものになりましたが、その時は「インターネットは終わった」ぐらいまで言われていました。
ランキング1位の商品はその時は一瞬輝かしい成績が出るかも知れませんが、その内競争が起こってだいたい平均値に回帰していく可能性が高いです。
そうなると、1位の時に高値で買っている分、投資のパフォーマンスが下がります。
なので一瞬の輝かしい成績を追ってランキング1位の商品を選ぶのは危険です。※本当に良いものが1位になっている可能性もあるので注意です
しっかり長期的に渡って、高い成績を出している商品を選びましょう。
初心者なら「S&P500インデックスファンド」などがおすすめです。これは投資の神様ウォーレン・バフェット氏も自分の妻に勧めるというほど、お墨付きの商品になっておりますので、間違いないかと思います。
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