今年こそ投資やるぞといって、初心者がいきなり自己流やってしまうと高確率で失敗します。
何故なら「経験」が圧倒的に足りないからです。初心者が簡単に勝てるほど投資は甘くありません。
社会人経験のある方なら分かると思いますが、「仕事は見て覚えろ!」「仕事は盗んで覚えろ!」なんてよく言われます。
それはお金の事に関しても同じなのですが何故かお金の事になると、その事がすっ飛んでしまって自己流に走ります。
でも、ちゃんと結果が出ている人のマネをする事で、その人が何十年とかけて努力して編み出した手法を、数時間で習得する事が出来ます。
では、誰のマネをすべきかというと、投資の神様ウォーレン・バフェット氏です。
バフェット氏は1代で約9兆円ほどの資産を作りました。「1代で」ですよ。
皆さん投資って聞くと、株価のチャートとか見ながら売り買いして利益を出していくものって思っていませんか?
でも、バフェット氏は一度買った株は基本的には長期的に保有し続けていて、他の人みたいにしょっちゅう売ったり買ったりしません。
バフェット氏の手法は、「バイ&ホールド」という名前で知られています。バイ=買う、ホールド=保有する
さて、皆さんがマネすべきは市場で株を売ったり買ったり繰り返してい人ですか?バフェット氏の「バイ&ホールド」ですか?
言うまでもなく後者でしょう。
「バイ&ホールド」の有効性について説明すると…
まず、長期で運用する事でどんな効果が得られるかというと、株を保有している事によってもらう事が出来る「配当金」を再投資する事で、「複利」の効果を得る事が出来ます。
「複利」についてはこちら→2020今年こそお金を増やしたい人必見!これを知れば誰でもお金持ちになれる!?
「再投資」というのはもらった配当金で、その株を買い増しする手法です。再投資した分も元本と同じ割合で増えていく事になるのですが、これが時間を追うごとにものすごいパワーとなって皆さんの資産を爆発的に増やしてくれます。
ちなみにバフェット氏も次の様に言っています。
「リッチになりたければ、財産を複利で運用する必要がある」
いいですか?「必要がある」ですからね。皆さんがリッチになりたければ必ず「複利」を使わなければならないのです。
また、バフェット氏は一般投資家に向けて次の様に言っています。
「S&P500インデックスファンドに積立て投資をすべき」
S&P500というのはスタンダード&プアーズ社という格付け会社が選定したアメリカの上位500社です。
アメリカの主要企業全体に投資しているので分散投資の効果も絶大です。
また、アメリカと日本の株価の推移を比較してみましょう!
S&P500ではないのですが、ダウの推移です。
順調に株価が上がていますね。
続いて、日本です。
バブル崩壊から30年ほど経ちますが、未だにバブル全盛期(1990年頃)を超えられていません。最近は少し株価が上がっているように見えますが、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)や日銀が株を買い支えしているだけなので、決して日本経済が良くなった訳ではないんですね。
この様に日本の経済は30年間ずっと停滞している一方、アメリカの株は長期的に上昇しており、複利効果も絡めて値上がりが期待出来る事からバフェット氏の推奨するS&P500を最優先に考えるべきです。
投資の初心者はバフェット氏の助言通り、S&P500インデックスファンドに毎月10,000円でも20,000円でも良いので積立て投資していって下さい。
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