多くの女性は、お金持ちになる方法として「御曹司と結婚する」とか「事業家になって成功する」とか、そういった類の事を思い浮かべるのではないでしょうか?
でも、そうそう御曹司と結婚できる訳でもありませんし、事業で成功出来るものホンの一握りです。
そんな夢の様な運任せの人生より、ちゃんと堅実にお金持ちになれる方法を探した方が賢明です。
という訳で、普通の女性でも億万長者になれた例を紹介します。
アン・シャイバーさん(1983-1995)です。
先に結果から言うと、シャイバーさんは101歳で亡くなった時、約22億円をイェシバ大学スターン女子大学とアルバート・アインシュタイン医学部に寄付しました。
22億円ってすごい資産ですよね。
驚くべきは彼女の経歴です。
彼女はアメリカ合衆国内国歳入庁で監査人として働きましたが、ユダヤ人でかつ女性であるという事で一度も昇格する事がなかったそうです。40歳で退職するまでずっと平社員だったという訳ですね。
一度も年収40万円(当時の物価ですが)以上を稼いだことがなかったとか。
ずっと初任給みたいな給料で何でそんなにお金を稼げたかというと、彼女は超倹約家っだったのです。
でも、ただ倹約していただけでは、1億円どころか1,000万円すら不可能です。
彼女は倹約に勤め、そのお金を株式投資に回したのです。
彼女は、ブランド力のある企業(例えば、コカ・コーラやペプシ、メルク(製薬会社)、コルゲートパーモリーヴ(生活必需品))などに投資し、購入した株をほとんど売却しませんでした。
彼女の投資手法は「バイ&ホールド」といって、一度買った株を長期で保有するスタイルだったのです。そして株を保有する事で受け取った配当金を再投資に回す事で、複利効果が働き爆発的にお金が増えたという訳です。
このバイ&ホールドは現在ではあの投資の神様ウォーレン・バフェット氏も推奨していて、彼が世界3位の億万長者まで上り詰めました。
シャイバーさんの功績から何が言えるかというと…
「倹約に勤め、貯まったお金を投資に回し、一度買った株はほとんど売らない」
給料が高いとか低いとか関係ないんですね。誰でもお金持ちになれるチャンスがある訳です。
ところが、多くの女性はブランド品で身を固めたり、リア充感を出すために色々な場所に行ったり、色々な料理の写真を撮ってインスタに乗せたりします。
倹約生活をする上で「見栄」や「虚栄心」は敵です。自分を良く見せようとして、ついついお金を使ってしまいます。
なので自分を戒め倹約に勤めて下さい。株式の銘柄を選択する事が難しければ、S&P500インデックスファンドなど、信頼性の投資対象がありますので、毎月節約したお金をコツコツ積立投資に回して老後まで一切解約しないようにして下さい。
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