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コロナウィルスが蔓延する中、資産運用・投資をやるべきかどうか?

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コロナウィルスで株価が大暴落する中、投資をやるべきかどうか悩んだり、迷ったりする方も多いかと思います。

 

中には既に株価の暴落に耐えかねて、狼狽売りをしてしまった方も多いのではないかと思います。※狼狽売り…慌てふためいて売ってしまう事。

 

実際にこの様な大暴落が起こった時に、笑ってしまうようなアホらしい価格で売ってしまう方が非常に多いんですね。

 

しかしながら、こんな大暴落の時こそ買いのチャンスなのです。

 

この様な時に使える手法が「ドルコスト平均法」なのです。

 

まず、明日株が上がるか下がるかなんてどんなプロでも分からないという事を理解して下さい。

 

市場の先が読めない中で、そのリスク(不確実性)を減らさなければなりません。

 

ではドルコスト平均法を使う事によってどの様にリスクが軽減できるかというと…

 

 

例えば、皆さんがこれから1年間投資をする予定で(実際は何十年と続けて下さい)、予算が12万円あるとします。

 

最初に12万円一括投資した場合と、毎月1万円を12か月投資した場合で比較してみましょう。

 

まず上の表ですが、これはある投資信託の1口あたりの価格の推移を表しています。実際にはこんな動きをする投資信託はありませんし、最初の時点で今後どうなるか何て分かり得ないので仮の話として捉えて下さい。

 

最初のタイミングで12万円一括投資をした場合ですが、最初の1月の投資信託の一口の価格は1口10円なので、120,000円÷10円=12,000口買える事になります。

 

そこからみるみる投資信託の価格が下がりはじめ、9月には1口2円まで落ち込みます。今のコロナウィルスによる暴落と似ていますね。9月は12,000口×2円=24,000円でマイナス96,000円です。狼狽売りしてしまう心理状態も分かります。

 

最終的に12月に1口5円まで回復しますが、12,000口×5円=60,000円で、それでもマイナス60,000円です。気分は沈んだままですね。

 

では、毎月1万円ずつ12か月間積立て投資した場合を見ていきましょう。

 

最初の月は1口10円なので、1万円で1,000口買えます。その後株価はみるみる下がりますが、注目して頂きたいのが、1万円で買えた投資信託の口数です。

 

一口価格の価格が下がるにつれ、1万円で買えた口数が多くなっていくのが分かります。

1月1,000口、2月1,111口、3月1,250口、4月1,429口…

 

最低まで落ちた9月には1万円で5,000口買えています。

 

最終的には27,123口買えているので、27,123口×5円=135,615円でプラス15,615円となり、お金が増えています。

 

最初の半値までしか戻っていないのに増えてるって不思議な感じがしますが、これは価格が安い時も買っているからなんですね。

 

価格が下がった時はたくさん買えるチャンスなので、多くの人が悲観している時こそ買い時なのです。

 

ただ、最初に言った通り株価は今度上がるかどうか分からないので、基本的に毎月決まった額を積み立てていくこの手法がドルコスト平均法です。

 

投資の神様ウォーレン・バフェット氏はこの「ドルコスト平均法」について次の様に解説してます。

 

設問1

 

あなたは死ぬまで毎日ハンバーガーを食べ続けたいと思っているが、牛肉の生産者ではありません。

牛肉の値段は高い方がいいですか?安い方がいいですか?

 

→答えは言うまでもなく、安い方がいいでしょう。

 

設問2

 

あなたは今後5年間の収入のある部分を貯蓄し続ける予定で、それを株式投資に振り向けます。

株価は高い方がいいですか?それとも安い方がいいですか?

 

→今度は多くの人が答えを間違えます。自分たちは当分株式を買い続ける立場なのに、株価が上昇すれば元気になり、下落すれば意気消沈するのです。これでは、これからハンバーガーを買いに行くのに値上がりを歓迎するのと同じで全くバカげています。株価が上がって喜ぶのは今から売ろうとしている投資家だけで、買い続けようとするなら下がり続ける方を喜ぶべきなのです。

 

どうでしょうか?バフェット氏は積み立てている時に価格が下がったら喜びなさいと言っています。

 

なので皆さんも価格が下がろうが上がろうが老後までひたすら積立て投資を行って下さい。

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